白髪が気になって抜いても、また同じ場所から白髪が生えているのに気付いたことはありませんか?数本ならそれほど気にもなりませんが、まとまって同じ場所に生えていると、体のどこかが悪いのかと不安になりますよね。今回は同じ場所に生えている白髪と体の異常との関係についてご紹介します。
白髪が同じ場所に生えているのは身体の不調のサインかも!?
東洋医学では、髪が白くなるのは、血行(気)が悪いと考えられています。血流が悪いことから、体にさまざまな悪影響が出てくるというわけです。特に胃、肝、腎の不調は髪との関わりが深く、まとまった白髪がどこに生えているかを見れば、体のどの部分の調子が良くないのが分かってきます。白髪は老化だからと諦めるまえに、念のために、白髪の場所をチェックしてみませんか?実は身体の不調のサインかもしれません。
また、ご自身の白髪の位置を見てみると、左側より右側の方に多いと感じたことはないでしょうか?右側により白髪が出やすいことには、脳が関係しているという説があります。つまり、理論の左脳より、感性の右脳の方がより多く働いているため、栄養が右脳で使われてしまい、髪への栄養が足りず、右側の方に白髪がより多く生えるという考えです。
そこで、白髪の予防と改善の手がかりとして、白髪の生えている場所、考えられる体の不調の部位、その対処法についてまとめてみました。白髪のある方は、白髪が目立っている位置をチェックして、これから紹介していくものを参考にしてみてくださいね。
白髪の場所別対処法
頭頂部や髪の毛の分け目
頭頂部に白髪ができやすいのは紫外線の影響もありますが、消化不良、胃腸の病気などが考えられます。髪の分け目は時々変えて、いつも同じ部分に負担をかけないようにしましょう。また、胃腸の調子が悪いときは、消化の良いものを摂ることが大切です。タンパク質がすでに分解されている発酵食品は、胃腸への負担がかかりません。温めて食べると、さらに消化力がアップします。
- おすすめの食材
ヨーグルト、納豆、豆腐、味噌
前頭部
ストレスや食生活の乱れ、便秘、痔や肛門の病気の可能性があります。痔や便秘に良い食べものは、食物繊維が豊富なものや腸内の善玉菌を増やしてくれるものです。便秘のたびに便秘薬に頼ると、効き目が徐々に弱くなりますので、なるべく使わないで、食材で改善してみましょう。
- おすすめの食材
根菜、海藻類、ヨーグルト、チーズ、プルーン、バナナ、オリーブオイル、納豆、味噌
頭頂部(右)
ストレスや食生活の乱れ、むくみや腎臓の不調の可能性があります。腎臓の働きは、血液をろ過し、老廃物を尿として排出することです。機能が衰えると、むくみが表れやすく、放置していると体内に毒素が溜まり、尿毒症を発症する恐れがあります。腎臓に負担がかかる塩分の摂り過ぎに気をつけましょう。利尿効果に優れたカリウムを豊富に含む食材がおすすめです。
- おすすめの食材
シジミ、イワシ、牡蠣、昆布、ヒジキ、キャベツ、豆類、ゴマ、ほうれん草
頭頂部(左)
ストレスや食生活の乱れ、肝臓の不調の可能性があります。心臓と並び最も重要な臓器である肝臓は、負担が常にかかっています。肝臓を正常に機能させるには、ビタミンA・C・Eや亜鉛、タンパク質、セレンを十分に摂りましょう。
おすすめの食材
- ビタミンA・βカロテン
レバー、うなぎ、かぼちゃ、ニンジンなど - ビタミンC
カリフラワー、菜の花、赤ピーマン、レモン、アセロラ、じゃがいも、さつまいもなど - ビタミンE
ナッツ類、うなぎ、植物油、かぼちゃ、卵など - 亜鉛
牡蠣、ほたて、レバー、牛肉、蟹、納豆、卵など - セレン
ほたて、うに、かつお、いわし、わかさぎ、ネギなど - タンパク質
肉類、大豆製品、乳製品、卵など
後頭部
ストレスや食生活の乱れ、生理不順や不妊、また性欲の減退など、生殖器関連の不調の可能性があります。大豆製品に多いイソフラボンは、女性ホルモンの一種と作用が似ているため、女性にとってありがたい存在の成分です。また、女性の生殖器系は血行が悪くなりがちなので、体を温める食材を摂るようにしましょう。
- おすすめの食材
大豆製品(味噌、豆腐、納豆、きなこなど)、旬の根菜など
額、こめかみ
眼精疲労をはじめ、ストレス、食生活の乱れが原因の可能性があります。携帯電話の長時間の利用などによる神経細胞の疲労も白髪の原因のひとつです。
現代人はパソコンやスマホなどの使用により、一日中目を酷使していますが、眼精疲労やドライアイなどの症状は全身の不調へとつながります。目を休める時間をできるだけ作ることが必要です。ビタミンA・B群、E、亜鉛、アントシアニンなどを含むものを意識的に摂るようにしましょう。
- おすすめの食材
ブルーベリー、カシス、レバー、うなぎ、大豆、ごま、豚肉、鶏肉、卵、チーズ、ナッツ類など
耳の周辺
耳の上、耳の周り
→歯や歯茎のトラブル、食生活の乱れ、ストレス
耳のうしろ
→聴覚障害の恐れ、食生活の乱れ、ストレス
健康な歯を維持する秘訣のひとつは、よく噛むことです。唾液には、初期の虫歯を修復する力がありますので、よく噛むと歯茎に刺激が伝わり、血行が促されます。ビタミンCは、歯茎の出血の予防効果があり、カルシウムは歯の健康に欠かせません。炭酸飲料は歯を溶かして、バイ菌を増やしてしまいますので、炭酸飲料を飲んだときには歯をすぐに磨きましょう。
- おすすめの食材
オレンジ、ミカン、りんご、ミルク、チーズなど
まとめ
白髪の原因には、色んなものが複合していることが多いと言われています。生活習慣であったり、食事の問題であったりなど、ひとつのことを行えば解決するものではありません。
白髪があることで周りの視線がすごく気になってしまうのであれば白髪染めをしたほうが気持ち的にもかなり楽になれます。ただし、白髪染めは髪や頭皮に余計に負担をかけてしまうことが多いため、白髪染めの液を選ぶときは慎重にしないといけません。
美容院や一般的にドラッグストアで売られているヘアカラーは薬品が強いので、かなり頭皮・髪に負担がかかります。それで頭皮が荒れたということも多くあります。その点は、毛染めした時に頭皮が痛い時はスグに中断を!ヒリヒリした時の対処法の記事で解説しています。
なので、白髪染めをするなら正しいものを選びましょう!当サイトの編集者である私(35歳女)は20代から白髪に悩んできたのでたくさんの美容院や商品を試してきました。そんな私が現在も「コレは良い!」と思って使っている商品を、もう悩まない!【白髪染め】本当におすすめできるランキング!の記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
これで頭皮や髪に負担をかけずに、周りの視線から意識することも開放されますよ♪ぜひ試してみてくださいね。
今の白髪染めで満足していますか?白髪染めを定期的に行っても、次の白髪染めまで根元が気になってしまう・・・。
そんな心配ばかりでは心も晴れやかになりませんよね。
そんな心配を解決する方法はちゃんとあります。20代に白髪に悩んできた私もこれで一切気にならなくなりました♪