白髪染めに限らず、染毛剤を使用すると独特に匂いが出てしまいます。鼻を刺すようなあの独特な匂いは、何度やっても慣れないものです。次の日に髪の毛に匂いが残ってしまうようであれば、迂闊に白髪染めなんてできませんし、家のお風呂場で白髪染めを行うと、匂いが充満して残ってしまわないか心配になりますよね。
そこで、白髪染めの匂いが気になっている人に向けて、白髪染めには何故キツい匂いがあるのか、気になるほどの匂いがない白髪染めにはどういったものがあるのかを紹介していきますね。
目次
白髪染めの匂いがきつい原因
白髪染め、特に市販の二剤式の製品は匂いがきつい傾向にあります。それには白髪染めに含まれている化学成分が大きく関わっています。
白髪染めに含まれている主な化学成分とは
市販されている白髪染めには、髪の毛を急速に染め上げる為に多くの化学成分が含まれています。代表的なものが、以下の3つです。
- 過酸化水素
- ジアミン
- アルカリ剤
何れも脱色効果やキューティクルを開く効果があり、白髪染めを行うには欠かせない成分となります。その反面、毒性が強く、使い方を間違えれば身体に悪影響を及ぼしてしまいます。
白髪染めの匂いの原因
前述した3つの化学成分はどれも毒性が強い為、どうしても刺激臭が発生してしまいます。中でもアルカリ剤は、悪臭防止法において特定悪臭物質に定められているほどの有害物質なのです。
過酸化水素はオキシドールのこと
過酸化水素とはいわゆるオキシドールのことです。怪我をした時の消毒液にも使われています。しかし、良い香りのする消毒液なんて見たことがありませんよね。匂いだけではなく、頭皮に傷があったりする場合は、染みて痛い思いをしてしまうので気をつけましょう。
ジアミンは塗料役割を果たす
ジアミンは白髪を黒色に染める為には欠かせない存在です。ジアミンは少ない色素で濃い色を作り出すことが可能で、市販のほとんどの白髪染めには用いられている成分となります。反面、そこは化学の力といった所でしょうか。毒性が強く、発がん性があることが分かっています。刺激臭も強く、他の化学成分と混ざり合うことで更に匂いは悪化します。
アルカリ剤とは実はアンモニアのことだった
アルカリ剤。一般的にはアンモニアの方が分かりやすいでしょうか。学生の頃、理科の実験で使ったことがあると思います。アンモニアには、髪の毛のキューティクルを開き、そこから塗料を髪の毛に染み込ませるという働きがあります。一方で独特な刺激臭を持ち、人によってはめまいや吐き気など気分を悪くする人もいます。白髪染めには安全な範囲の量しか入っていませんが、取り扱いには注意しましょう。
市販の白髪染めを使うと、すぐに白髪が染まりますが匂いが欠点です。白髪染めをすると、化学成分が髪の毛全体に染み渡ることになります。結果として、数日間はあの独特な匂いが髪の毛に残ってしまいます。これは仕方のないことなのですが、少しでも匂いを軽減する方法もあります。
匂いが少ない白髪染めの種類
白髪染めの匂いの原因は、白髪染めに含まれている化学成分が原因です。その為、あの匂いを完全に無くすことは難しいでしょう。しかし、白髪染めの中には匂いが少ない製品や匂いを別の香りでごまかしている製品も沢山あります。そういった、匂いがあまり気にならない白髪染めの種類をご紹介します。
香料が混ざっている白髪染め
テレビのCMなどでみる、「バラの香り」や「フローラルの香り」といった製品がこのタイプです。白髪染めに香料が混ざっており、無香料の白髪染めと比べたら刺激臭が抑えられていて、香料の良い匂いがします。ただし、全く嫌な匂いがないわけではありません。逆に香料の匂いと混ざって益々匂いがきつく感じてしまう可能性もあります。
天然成分由来の白髪染め
キツい匂いの原因は化学成分の為、天然成分由来の白髪染めを使うことで匂いを最小限まで抑えることができます。
- ヘアカラートリートメント
- ヘナカラー
これらは天然成分が含まれているものや、自然由来の塗料を用いるものがあるので、こちらを使うと良いです。ただし、ヘナカラーには化学成分の匂いとは別に植物特有の匂いがあります。ハーブ系の植物を含むヘナカラーは匂いが控えめとなりますが、染毛力も下がってしまいます。人によってはヘナの匂いも苦手と感じることもあるので気をつけてください。
また、これらには市販の白髪染めのような即効性はなく、時間をかけて少しずつ白髪を染める製品となります。染まったとしても定期的に染め直しが必要になりますので、面倒と思う人には向いていないかもしれません。
美容院専用の白髪染め
市販されておらず、美容院専用の白髪染めの中には、匂いが抑えられている製品もあります。他にも匂いを消すシャンプーやトリートメント、クレンジングなども一緒に取り扱っているケースもあります。美容院の取り扱いにもよりますが、白髪染めをする時には一度相談してみるのも良いかもしれません。
白髪染めの匂いの原因や匂いの少ない製品をご紹介しましたが参考になりましたでしょうか。現在の技術だと、白髪染めの匂いを完全に消すことは不可能に近いです。白髪染めをする時は、多少は匂いを我慢する必要がありますが、自分が納得のできる範囲の香りを選んでみてはどうでしょうか。
トリートメントで染める!良い香りの白髪染め♪
白髪染めに限らず、髪を染める染料というのはどうしても薬品なので匂いがキツイものが多いです。でも、その匂いに耐えられない人や、周りのことを気にしてしまうので、匂いを抑えたい人は多いです。
それなら間違いなく白髪染め用のヘアカラートリートメントをおすすめします。なぜヘアカラートリートメントなのかと言うと、トリートメントなので匂いのキツさは全くなく、むしろ良い香りがする商品が多くあります。
しかも、ヘアカラートリートメントをおすすめする理由はそれだけではありません。まずヘアカラートリートメントを使うことのメリットとは、髪や頭皮にダメージがないこと。そして、毎日でもトリートメントとして染めることができるので、白髪の根元が伸びてきても一切気にならなくなったことが大きなメリットです。
美容院や市販の白髪染めを使っている場合だと、しっかり白髪を染めたとしても、次に美容院へ行くまで、自分で染めるまでの3週間から1ヶ月程度の間に必ず根元の白髪が目立ってしまいますよね。その間の期間の周りの視線が女の私にとってすごく気になってしまうのです。
それが、毎日のように白髪が染まっていれば一切周りの視線などは気にならなくなります。それができるのはヘアカラートリートメントだけなんです。
そこで、もう悩まない!【白髪染め】本当におすすめできるランキング!の記事でも書いていますが、私が実際に使ってみて良かったものや、今でも使い続けている白髪染め用のヘアカラートリートメントがあるので、髪の根元が見られていないか毎日不安になっているアナタ、白髪染めの香りが気になっているアナタにぜひ使ってみて気持ちを晴れやかにしてもらいたいと思っています♪
実際に使用してわかった!
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今の白髪染めで満足していますか?白髪染めを定期的に行っても、次の白髪染めまで根元が気になってしまう・・・。
そんな心配ばかりでは心も晴れやかになりませんよね。
そんな心配を解決する方法はちゃんとあります。20代に白髪に悩んできた私もこれで一切気にならなくなりました♪