今では誰もが気軽に行っている白髪染めですが、実は強い副作用があることを皆さんはご存知でしょうか。軽い症状だと、多少の肌荒れや痒み程度ですが、重い症状になると、命に関わる危険性もあります。
特に、アレルギーを持つ人が白髪染め使用してしまうと、大変な事態を招きかねないです。白髪染めにはどんな副作用があるのか、使ってはいけない人や対処の方法はあるのかをまとめてみましたので、参考にしてみてくださいね。
目次
白髪染めのダメージは大きい!気をつけたい副作用
白髪染めの成分には化学成分が含まれています。髪に深く浸透させることで、白髪を黒く染めるのですが、その成分が肌に付いてしまうことや、血管を通して身体を巡ることで副作用が出てしまいます。
白髪染め使用後短い時間で発現する副作用
アレルギー性接触皮膚炎
アレルギー性接触皮膚炎は一般的にかぶれと呼ばれるものです。頭皮が赤くなる、痒みが出る、腫れるといった症状です。白髪染めに含まれているジアミンという成分が頭皮に付くことで起きてしまいます。
軽い症状だと塗り薬などで治まりますが、重い症状だと数ヶ月続くこともあり、患部が広がり顔にまで及ぶ場合もあります。その場合は、専門の病院に通院する必要が出てきますので、軽く考えないようにしましょう。
アナフィラキシーショック
アナフィラキシーショックは、アレルギー性のショック症状です。
- 呼吸困難
- じんましん
- 血圧の低下
これらは代表的な症状ですが、皮膚に白髪染めが付いてから数分で、複数の症状の発症が確認できたらアナフィラキシーショックです。また、気化した化学成分を吸引してしまうことでも発症します。小さなお子さんがいる場所では使用しないようにしましょう。
常用を続けることで将来的に発症する可能性がある副作用
がんの発症、腎臓や肝臓の機能障害
白髪染めに含まれるジアミンや過酸化水素には発がん性物質が含まれていることが確認されています。その為、白髪染めを行う度に、発がん性物質が体内に蓄積されることになるのです。
腎臓や肝臓には、体内に取り込んだ毒物を処理する働きがあります。化学成分が多く含まれている白髪染めは、腎臓や肝臓に大きな負担をかけてしまいます。その為、元々腎臓や肝臓が弱い人が白髪染めを使ってしまうと、機能障害を起こす可能性があるのです。
再生不良性貧血
再生不良性貧血は難病指定されている病気です。骨髄による造血能力が低下し、体内での血球の数が減少してしまう病気で、悪化すると白血病を招いてしまう可能性があります。しかし、白髪染めやヘアカラーを止めた途端に治るという例もありますので、常用は避けたほうが良いかもしれません。
副作用が発現するまでの時間は様々ですが、症状がどれも重いことがわかっていただけたと思います。白髪染めは気軽にできる簡単なものですが、このように恐ろしい副作用も隠されているのです。
白髪染めを使う時に注意した方が良い人
前の項目では白髪染めの副作用についてご紹介しました。副作用は突然起こるもので、誰にでも起こり得る可能性があります。その中でも、副作用が起こりやすい人、注意した方が良い人もいますのでご紹介します。
妊娠している人
妊娠している人は白髪染めをしない方が良いということは聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。実は、これには医学的根拠はなく、胎児への影響も立証されていないのです。
それでも前述したように、化学成分が体内に入り込む可能性は否定できません。白髪染めの注意書きには「妊娠中の使用は控える」などの記載もありますし、美容院でも妊娠している人の白髪染めはお断りしているお店もあります。
胎児に影響が出る可能性は低いが、念には念を入れて白髪染めはしない方が良いでしょう。ただ、ヘアカラートリートメントやヘアマニキュアなどであれば影響はないので、染める場合はそれらを選びましょう。
アレルギーを持っている人
- ジアミン
- 過酸化水素
これらに対してアレルギーを持っている人は白髪染めを使う時に注意、というよりは使用しないようにしましょう。白髪を染めることと自分の命。どちらが大切かは分かりますよね。白髪染めにはジアミンや過酸化水素が含まれていない製品もあるので、そういった製品を使うようにしましょう。
過去に白髪染めでかぶれたことがある人
過去に白髪染めを使用して頭皮がかぶれたことがある人は、白髪染めを使用する時は注意しましょう。できれば使用しない方が良いです。かぶれはアレルギー反応、もしくはアレルギーにかかる前兆の症状となります。一時的に症状が治まったとしても、使用を続けるとアレルギーが発症する可能性があります。充分に気をつけましょう。
白髪染めの副作用と白髪染めを使うのを注意したい人について書かせていただきましたが、参考になりましたでしょうか。重い症状は軒並み、化学成分に対してのアレルギー症状となります。化学成分を含む白髪染めは使わない、天然成分が含まれた白髪染めを使う。といった対処を行い、安全に白髪染めを行いましょう。
頭皮に優しいものを選ぶ!
上記でも書いたとおり、髪を染めたときにヒリヒリしたことがある人や、痛みを感じた、肌が荒れたなどがあれば間違いなく通常の白髪染めはやめた方が良いです。
それでも、白髪はどうしても気になってしまいますよね。そんな時は白髪染め用のヘアカラートリートメントを使いましょう!むしろ、当サイトの編集者の私は、美容院なども良いですが常にヘアカラートリートメントを利用することをおすすめしています。
記事内にもある通り、ヘアカラートリートメントは自然のものを使っているものが多いので、頭皮や髪へのダメージがほとんどない商品が多いです。逆に、髪や頭皮に良いものが含まれているものまであります。
では、なぜ私が美容院ではなくヘアカラートリートメントをおすすめしているかと言うと、まず髪や頭皮にダメージがないこと。そして、毎日でもトリートメントとして染めることができるので、白髪の根元が伸びてきても一切気にならなくなったことが大きなメリットです。
美容院の場合だと、しっかり白髪を染めたとしても、次に美容院へ行くまでの3週間から1ヶ月程度の間に必ず根元の白髪が目立ってしまいますよね。その間の期間の周りの視線が女の私にとってすごく気になってしまうのです。
それが、毎日のように白髪が染まっていれば一切周りの視線などは気にならなくなります。それができるのはヘアカラートリートメントだけなんです。
そこで、もう悩まない!【白髪染め】本当におすすめできるランキング!の記事でも書いていますが、私が実際に使ってみて良かったものや、今でも使い続けている白髪染め用のヘアカラートリートメントがあるので、髪の根元が見られていないか毎日不安になっているアナタにぜひ使ってみて気持ちを晴れやかにしてもらいたいと思っています♪
実際に使用してわかった!
ヘアカラートリートメントおすすめランキング
今の白髪染めで満足していますか?白髪染めを定期的に行っても、次の白髪染めまで根元が気になってしまう・・・。
そんな心配ばかりでは心も晴れやかになりませんよね。
そんな心配を解決する方法はちゃんとあります。20代に白髪に悩んできた私もこれで一切気にならなくなりました♪