毛染めをする時に、事前に詳しく調べないが為に頭皮トラブルを起こしている人が沢山います。髪の毛をより明るく、より綺麗に染めるには刺激の強い染毛剤を使用しなければなりません。しかし、染毛剤が頭皮についてしまった場合、刺激が強ければ強いほど頭皮に炎症やただれを引き起こしてしまいます。
毛染めをする時は頭皮保護を行うことで、頭皮トラブルを未然に防ぐことが可能です。これから毛染めを考えている人は、この記事で頭皮保護の効果と使用方法を学んで、毛染めの参考にしてみてください。
目次
毛染めをする時の頭皮保護クリーム(オイル)はあった方が良い!
毛染めをする場合は、基本的に髪の毛の根元から数ミリには染毛剤は塗りません。頭皮に染毛剤が付いてしまうと、頭皮が炎症を起こす危険性があるからです。しかし、施術中に誤って付いてしまう事もありますし、髪の根元が染まらない為、根元から綺麗に染めたい場合は頭皮にクリームを付ける必要があります。そういった場合には頭皮保護クリームやオイルを使用した方が良いです。
毛染めは頭皮への刺激が強い
毛染めをしたことがある人は経験があると思いますが、毛染めの最中に頭皮に痒みやムズムズした感じがあります。これは、染毛材が頭皮に染みてしまうことで起きているのです。特に、ジアミンが含まれている染毛剤には気をつけましょう。
ジアミンは髪を明るく染める発色剤
染毛剤の中には多くの化学成分が含まれていますが、その中でも頭皮に影響を与えている成分が以下の3つと言われています。
- アルカリ
- 過酸化水素水
- ジアミン
その中でもジアミンの影響がかなり強いです。ジアミンは染毛剤の中で発色剤の役割を果たしていますが、毒性が強く、酸化すると頭皮に強い刺激を与えます。その為、頭皮についてしまった場合はアレルギー性皮膚炎を引き起こす可能性があります。
また、発がん性があるのも確認されているので、ジアミンが含まれている染毛剤は使わないようにした方が無難です。頭皮保護を行うことで、こういった頭皮トラブルを防ぐこともできますよ。
ヘアカラーの副作用で頭皮がどうなるのかについて、白髪染めの強い副作用とは?気をつけたい人はこんな人!の記事で詳しく書いています。
頭皮保護を行っていない美容院もある
美容院で毛染めをする場合は問題ないと思っている方、大間違いです。美容院でも頭皮保護を行っている美容院と行っていない美容院があるので注意しましょう。
美容院で毛染めをする時は、染毛剤を根元から付ける施術はしません。その為、頭皮保護クリームやオイルを取り入れていない美容院もあるようです。それでも染毛剤が頭皮に付いてしまうということがありますので、気になるようであれば担当の美容師の方に聞いてみると良いでしょう。
持参して使用してもらうこともできる
美容院にもよりますが、頭皮保護を行っていない美容院で毛染めをする場合は、自分で頭皮保護クリームやオイルを持参して使用してもらう方法があります。この方法が使えるかどうかは実際に美容師さんに聞いてみないとわかりませんが、覚えておきましょう。
特に肌の弱い人は、染毛剤が肌に付いてしまうと一大事ですので、できるだけ頭皮保護を行う美容院で毛染めをしてもらうと良いです。ただし、あまりにも肌が弱い場合は毛染め自体を諦めざるを得ない場合があることを理解しておきましょう。
美容院で毛染めを行う場合は、美容師の方に任せることが最適ですが、自宅で毛染めを行う場合は自分で頭皮保護を行わなければなりません。次の項目では自宅で毛染めをする時に役立つ、頭皮保護クリームの使い方についてご紹介します。
頭皮保護クリームを塗る位置と塗り方
自宅で毛染めを行う場合は、頭皮保護も自分で行う必要がありますので、正しい使い方を覚えておきましょう。頭皮保護には髪の毛周りに塗るクリームと、頭皮に直接塗るオイルやジェルの製品があります。
頭皮保護クリームは生え際や襟足に使おう
頭皮保護クリームは、髪の毛の生え際や耳周り、襟足付近の肌を保護する為に使う製品です。
頭皮保護クリームのポイント
- 厚めに塗る
- 人差し指に乗る程度(約2g)
- 髪染めに影響は出ない
頭皮クリームは髪染めの施術前に使います。使う量は約2g、人差し指に乗る程度の量を目安にしましょう。額の髪の毛の生え際、耳周りや襟足付近に少し厚めを意識して塗ります。
施術後に髪を洗うのと同時に頭皮保護クリームも一緒に流しましょう。仮に髪の毛についたとしても、髪染めの仕上がりに影響しません。あまり慎重にならずに遠慮なく使うことができます。
頭皮保護オイルやジェルは頭皮に直接付ける
頭皮保護オイルやジェルは頭皮に付けることで効果を発揮します。ノズル状になっている製品が多く、直接頭皮に付けることもできます。
頭皮保護オイル、ジェルのポイント
- 頭皮全体に行き渡るように揉み込む
- ムラが出ないようにする
- 髪染めに影響は出ない
頭皮保護オイルやジェルも髪染めの施術前に使用します。クリームとは違い、頭皮全体を覆うように満遍なく塗ることがコツです。オイルだと直接塗りにくいので、一度コットンに含ませることで塗りやすくなります。
勿論髪の毛には付いてしまいますが、こちらも髪染めの仕上がりには影響はありません。塗った後に髪染めをそのまま行い、施術後に染毛剤と一緒に洗い流しましょう。
どちらの製品も頭皮を守り、皮膚への刺激を軽減することに役立ちます。肌が弱い人には心強い製品ですが、頭皮に傷や湿疹などの異常がある場合は使用しないでください。また、使用する時も必ずパッチテストを行い、自分の肌に合わない場合は使用を止めましょう。
染めているときにヒリヒリしたことがある人や、そのときの対処法について、毛染めした時に頭皮が痛い時はスグに中断を!ヒリヒリした時の対処法の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
毛染めが頭皮に与える影響や頭皮保護クリームの使用方法などをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。毛染めは髪や頭皮に大きな負担をかけるものとなります。その負担を少しでも軽減する為に、頭皮保護はとても大切です。毛染めを行う時は、頭皮保護を忘れずに行いましょう。
白髪染めは頭皮に優しいものを選ぶ!
上記でも書いたとおり、美容院や市販のヘアカラーは薬品の刺激がかなり強くなっています。なので白髪染めや毛染めはちゃんと選ばないといけません。
それでも、白髪はどうしても気になってしまいますよね。そんな時は白髪染め用のヘアカラートリートメントを使うのが一番メリットが大きいです!むしろ、当サイトの編集者の私は、美容院なども良いですが常にヘアカラートリートメントを利用することをおすすめしています。
私が今まで実際に使ったもので一番良いと感じているヘアカラートリートメントは自然のものを使っているものが多いので、頭皮や髪へのダメージがほとんどない商品が多いです。逆に、髪や頭皮に良いものが含まれているものまであります。
では、なぜ私が美容院ではなくヘアカラートリートメントをおすすめしているかと言うと、まず髪や頭皮にダメージがないこと。そして、毎日でもトリートメントとして染めることができるので、白髪の根元が伸びてきても一切気にならなくなったことが大きなメリットです。
美容院の場合だと、しっかり白髪を染めたとしても、次に美容院へ行くまでの3週間から1ヶ月程度の間に必ず根元の白髪が目立ってしまいますよね。その間の期間の周りの視線が女の私にとってすごく気になってしまうのです。
それが、毎日のように白髪が染まっていれば一切周りの視線などは気にならなくなります。それができるのはヘアカラートリートメントだけなんです。
そこで、もう悩まない!【白髪染め】本当におすすめできるランキング!の記事でも書いていますが、私が実際に使ってみて良かったものや、今でも使い続けている白髪染め用のヘアカラートリートメントがあるので、髪の根元が見られていないか毎日不安になっているアナタにぜひ使ってみて気持ちを晴れやかにしてもらいたいと思っています♪
実際に使用してわかった!
ヘアカラートリートメントおすすめランキング
今の白髪染めで満足していますか?白髪染めを定期的に行っても、次の白髪染めまで根元が気になってしまう・・・。
そんな心配ばかりでは心も晴れやかになりませんよね。
そんな心配を解決する方法はちゃんとあります。20代に白髪に悩んできた私もこれで一切気にならなくなりました♪